ご挨拶

山口信治郎

1993年、ハワイ島コナの弟より、「日本で押し花教室を開いているとのことだが、ハワイの公民館、老人ホーム、寺院などで多くの人たちから押し花絵を教えて欲しいと言われている。」と電話がありました。早速ハワイへ行きましたところ、気候は温暖で雨が少なく、山野の至る所に美しい花、珍しい花、可憐な花が咲き乱れて、ここが押し花に最適の地である事を知りました。帰国後日本とハワイを半年交代で年2回往復して押し花教室を開く決意を致しました。

それから3年後、いみじくも成田からコナ空港へ日航が初めて運行する日に丁度コナ空港に着きました。以後コナの町に6年、ヒロの町に6年、ホノルルの町に3年と計15年、月8回9:00~17:00まで押し花を指導しました。

会員は日系人をはじめとするアジア人、ヨーロッパ人、アフリカ人等様々な人種人たちが参加していて、日本語、英語が通じないこともしばしばありましたが、地元日系の方々のサポートのお陰でコミュニケーションをとることができました

年1回の作品展には地元は勿論、アメリカ本土、日本より多数の来場者があり大変好評でした。教室ではボランティアで月謝を頂くことはありませんでしたが、大勢の方々に大変喜ばれ感謝されて、本当に生き甲斐のある生活でした。沢山の作画を日本へ持ち帰り各地で開いた作品展は、苦労も多々ございましたが、喜びもまた大きく感謝の念極み入りました。

なお押し花は古くからありましたが、時が経つにつれて茶色く変色するものでした。 けれども、日本の杉野俊幸先生が初めて変色しない押し花を完成されました。ガラスの中の空気をポンプで抜き取って、ガラスの中を真空にする技術です。この技法により変色しない押し花絵が出来る様になり、日本国内はもとより、現在では、韓国、台湾をもとより世界各国に広まっています。

ハワイで作成した作品を中心に、作品一覧を掲載・販売しておりますので、ごゆっくりご覧くださいませ。

さあ、みなさん、趣味をもって楽しい人生を送ろうではありませんか。

お知らせ

2013年6月25日
押し花絵師 山口信治郎のページをオープンしました
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